秩父病院研修の感想
2018年5月
2か月間秩父病院で研修をさせて頂き、先生方やスタッフの皆様にはご迷惑をおかけすることもたくさんありましたが、 非常に有意義な2か月間を過ごすことができました。本当にありがとうございます。
大学病院しか知らない状態で来た秩父病院での研修は驚きの連続でした。 外来や救急当番では本当に多岐に渡る疾患の方が来られ、それに対して先生方が対応していることに驚きました。
大学病院では専門分化が進んでおり、吐血の方は消化器、喀血の方は呼吸器、血尿の方は泌尿器科と分かれることが多かったのですが、 秩父病院の場合は全部を診られており非常に驚きました。
そのような姿を見て、将来何科になるかはまだ決められていないのですが、 〇〇科医である前に医師として役に立つためにはあらゆる疾患を経験し勉強し続ける必要があると感じました。
また、秩父病院に来て感じたことはスタッフの皆様が本当にやさしいということです。 大学病院から短期間の研修で来たにも関わらず、温かく接していただき、様々なことを教えて頂き本当にありがとうございました。
病棟や外来で困ったことがあれば看護師さんに教えて頂き、薬で困ったら薬剤師さんに聴き、画像やエコーが分からなければ技師さんに教えて頂き、 食事に関しては栄養士さんや調理師さんに助けていただき、病名登録で困ったら事務の方に聞くといった具合に2か月間たすけられっぱなしでした。
大学病院は規模が大きい分スタッフの方全員を知ることは難しく、各職種の方がどのような仕事をされているのかを実感しづらかったのですが、 秩父病院の場合は全員の顔がわかるため、働いている中で(というか、この2か月間は働いたというよりは勉強させてもらい、 美味しいご飯を食べさせてもらって、お金まで貰ってしまったのですが・・・)、 どれだけ多くの人に助けられているのかを実感することができました。 このような貴重な経験をさせて頂き、本当にありがとうございました。